仕事の魅力を語る前に、資格取得が必須ではない資格がなぜ必要なのかを知ることで、仕事に対する姿勢も様変わりします。何がオススメなのか、リアルな声から考えてみるのもアリでしょう。
医療事務の仕事そのものは、民間資格はあっても、国家資格はないので、資格がなくても働けるのが魅力でした。特に、新型コロナウイルス拡大感染などの影響があれば、医療従事者の数が足りないので、医療機関も採用してくれます。自分は30代ですが、働きながら資格を取ることが難しいことを知っている身分です。勉強期間も専門学校や短大だと、3年かかります。働きながら3年通うことは難しくないかもしれないけれど、子育てや介護などでプライベートな時間は作れていませんでした。働く前なら、医療事務以外にも様々な勉強が一度にできるし、時間をかけることでじっくり学べることもメリットだと感じています。働きながらだと効率的ですが、取得までに時間がかかるし、通常は、有資格者が優遇されます。就職率が高いのはやっぱり資格あってのことですから、自分は単に運よく採用されただけで、働く前がオススメです。
(30代|女性)
働き盛りの30代ですが、一般事務みたいに、経験をずっと活かせる分野だと誤解していました。超高齢化社会であって、医療機関に就職できれば、将来安泰といわれていたので、医療事務職に就いたことで安堵感がありました。でも、働き出してから実感するのは、幅広い知識が必要になることでした。法律の問題など、改正情報の勉強も定期的にしなくてはならず、常に最新の医療・介護・福祉情報にアンテナをはっています。自分のように最前線で働きたいなら、常に最新知識を吸収することが必要だということを声を大にして伝えたいです。自分の場合ですが、プライベートでも医療従事者によるセミナーに参加したり、各地の勉強会や研修会にも参加したり、知識を吸収して職場で役立てています。
(30代|女性)