医療事務の資格取得方法には、厚生労働省が認可した財団法人によるものもあるのですが、ほとんどが、医療事務関連の教育機関が独自に試験を実施しています。受験に年齢や学歴は関係ありませんが、中には、主催者指定の講座を修了してからでなければ、受験資格を得られないものもあります。取得方法はいくつかあり、予算を10万円以内に抑えたいなら、独学あるいは通信講座という取得方法があります。医療事務職として働きながらでもオススメの資格取得方法です。じっくり勉強ができ、なおかつ、就職率が高いのは専門学校や短大、大学での取得方法です。医療現場での実習体験もできる魅力もあり、将来の希望職種を決める参考にもなりうるのではないでしょうか。
資格取得にかかる期間は、まちまちです。例えば、医療事務資格の試験スケジュールから目星をつけて、独学で勉強すれば、最短で取得できることもあります。診療報酬請求事務能力認定試験であれば、年2回(7月と12月)行われており、半年もあれば事務職に就ける場合もあります。医療事務の知識と技能のすべてを学ぶならば、活躍する有資格者のほとんどが、専門学校や短大に通っています。1年から3年が目安ですが、最短で無理なく通いたいのなら、通信講座が良いでしょう。万が一、試験に不合格でも、期間中に修了できなくても、有効期間や延長可能な期間を設けていたり、フォローシステムがあったりしますから、安心です。約3ヶ月から半年かかりますが、通学講座と違い、いつからでも受講開始が可能です。